数十年、人知れず当事者たちと出会ったり別れたりを繰り返しながら、細々と続けて現在に至ります。当事者が活動をするということはデメリットしかないのは事実ですが、手を差し伸べてくれた大人たちもまたデメリットしかないというのに助けてくれたりもしました。ろくなもんではない社会を見つめながらも、まんざらでもない社会も同時に見つめ、その矛盾を受け入れながら今、自分たちは生き延びてここにいます。
宗教二世、DV、身体虐待、心理虐待、ヤングケアラー、被災者、ジェンダーマイノリティ、次世代ニューカルトと呼ばれている陰謀論と反医療、様々な人がいてまた自分たちもその一人に該当します。リュック一つで来られて、２Ｓつまり安全Securityと安心Safeを心がけて、いつか自分が道を見つけて旅立ったとしてもただいまと言える場所を作りたい、と続けてきました。
当事者会のような自助会ではありません。物理的ほんの僅かな心理的な共助を目的として活動しています。
